昔ながらの技術とこだわり
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栽培方法
近年主流になっている小さな樹で栽培するわい化栽培ではなく、昔ながらの大きな樹で栽培する普通樹栽培をしています。普通樹は、より自然に近い状態で成長させることができ、枝は大きく広がり葉もたくさんつきます。
作業にはハシゴや高所作業車が必要になり作業性や合理性は悪いですが、枝や葉の栄養成長が盛んで、りんご本来の深みのある食味の果実になると考えています。 -
気候条件
標高約330メートルの善光寺平。
りんごの産地としては暖かい地域で、寒さが必要となる色づきは不利な一方、積算温度が高く、降雪の時期も比較的遅いため、ふじはしっかりと樹上で完熟させることができます。
朝夕の寒暖差が大きくなり、千曲川の川霧が現れる頃には、収穫にむけて日に日にりんごが赤く着色していきます。 -
収穫・出荷
収穫は完熟のりんごを選びながら数回にわけて行います。
収穫したりんごは木箱で土間の貯蔵庫に保存しています。木箱や土間での貯蔵は温度変化が少なく、保湿性に優れ、収穫後もりんごの品質を保ちます。
出荷作業は機械に頼らず、見て 触ってひとつずつ確認しながら手作業で選果して出荷しています。